
新型コロナワクチン(中学高校生)
11月12日より中学高校2年生の方へも予防接種を開始します。
この年代は「今の所」感染してもほとんどの方は軽症で、日本での死亡者は重篤な基礎疾患のあった1名だけです。
予防接種に関しては一般的な副反応(発熱、頭痛、筋肉痛、倦怠感)が強く出たり、CRPSと呼ばれる因果不明の障害が残ったり、針を刺されるという行為への恐怖と、そのあとの開放感から来る迷走神経反射も出やすい世代です(採血後や朝礼中に倒れちゃうやつです)。
多感な時期ですので、接種に当たっては被接種者の自発的な接種意思が絶対条件です。強制や同調圧力による接種はこういった副反応の原因になりますので、本人から自主的に接種したいとの希望がありましたら、接種予約をして下さい。ワクチンは充分にありますのでご心配要りません。接種会場で接種を嫌がるお子様にはお帰り頂いています。充分ご家族で話し合いをし、本人が納得の上で接種をして下さい。
いろいろな考えがありますが、基本的には感染するより、ワクチン接種して感染から守る方がその後の後遺症も少なく、周囲への影響も少ないと考えていますので、接種は推奨しています。
小児科学会のホームページに小児科としてのワクチンの考え方が書かれていますのでご一読下さい。